社長挨拶

社長挨拶

代表取締役社長 中島和雄 みなさま方には、日頃より“ひろしま駅弁”をお引き立ていただき、誠にありがとうございます。

弊社は、明治34年(1901年)駅弁当事業で創業。
その後、人類始まって以来の惨劇、原爆直後の広島市の建築許可第1号の本社工場再建、平成5年の第12回アジア競技大会1994の弁当公式サプライヤー(48,000食/1日当り)、明日の農業を強くする平成18年(2006年)「安芸高田アグリフーズ(株)」の設立など、創業100有余年の歴史を広島のみなさまとともに歩んでこれました。
これもひとえにみなさま方の温かいご支援の賜と、深く感謝しております。

「食」の「安全」・「安心」が求められる21世紀。
弊社では、時代のニーズに先駆け、平成6年(1994年)衛生管理・温度管理を徹底(平成15年HACCP対応)した本社工場の新築、さらに「食産業の安全と高度化」を目指した「セントラルキッチン(CK)・サテライトキッチン(SK)システム」の構築。
そして「これからの農業」と「食の安全・安心」を確保する「食の一貫体制=食の生産から販売までの一括管理:From farm to table」いわゆる「食」の「6次産業構想=第一次産業(農業)×第二次産業(加工)×第三次産業(販売・流通)」を平成18年10月「安芸高田アグリフーズ(株)」の設立により着手。さらなる「おいしさ」「安全」「安心」を追求してまいります。

安芸高田アグリフーズ(株)」は、オールHACCP対応で精米から炊飯までの一貫生産と新調理システムによる惣菜加工を行う最新鋭の設備とシステムを誇る日本でも有数の農畜産物加工工場として、安芸高田市、広島北部農業協同組合、広島駅弁当(株)の3者により設立。
それぞれのノウハウを持ち寄りながら、また農業の担い手育成・契約栽培による農業経営の安定化地域農業の活性化など、「強い農業」の復活を目指す、先進事例の取組みも行っています。

また、「地域に根ざした食文化企業」として、地域食材の発掘や地産地消の推進を行いながら、さまざまな取組も行っています。
広島県漁連さまとの「かき拡販キャンペーン:えいど〜(AID=救済)かき弁当」、広島東洋カープさまと黒田投手の残留に感謝しての「黒田投手の男気弁当」なども多く評価をいただいています。

今後は、“From farm to table”の精神をさらに推し進め、食産業で培ったノウハウを生かしながら、「安全」・「安心」で「おいしい」“地域に愛される食の提供”と、また給食・レストランの施設を契約運営で安全においしさをお届けする、いわゆるコントラクトフード事業にも積極的にチャレンジしてまいります。

これからも社員一同、たゆまぬ努力と向上を続け、地域のみなさまに必要とされ愛される地域統合食文化企業を目指し、一歩づつ積み重ねてまいります。
今後とも一層のご支援、ご指導を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。
代表取締役社長
中島 和雄
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